私の失敗と「大きいサイズの服」

私は子供の頃から過保護気味に育てられ、食べ物も必要以上に口に入れていたので、かなり体重のある女子でした。小学生の頃から大きいサイズの服で、LLサイズ、もしくは服によっては3Lサイズで、それ以下のサイズは買ったことは無かったです。その為、通信販売での特注になることが多くありました。しかし、特注で大きいサイズの服を注文しても、試着することは出来ません。その為、届いた物を実際に来てみると首が通らなかったり、思った以上にゆとりがあったりしました。大きいサイズの服を探すだけでも手間なのに、さらに返品しなければならないという失敗を何度も繰り返していました。高校生にもなると周りのやせている人がファッション性の高いMサイズの服を着るようになっていきました。その中で、私はデザインも限られた大きいサイズの服を買って着なければならなかった為、徐々に容姿に自信を無くすという失敗もしました。そのような失敗をしながらも、私にはどうすればサイズダウン出来るか分からず、そのままの大柄な体型は維持されていきました。ところが、成人し、就職して職場の同僚と一緒に運動を始めたこと、経済的に困窮し食費を切り詰めなければならなくなったことがきっかけとなり、体重が大幅に減少しました。服のサイズもそれまでのLLサイズからMサイズになりました。憧れのMサイズを買うことが出来たことに喜びを感じ、知り合いからも「おしゃれになった」と声もかけてもらうことが出来ました。それは良かったのですが、今度は今まで買ってきた大きいサイズの服が全て自分の体型に合わなくなりました。結果、やせたことで服を数多く買い直さなければならなくなりました。まさか今になって大きいサイズの服を買っていたこと自体が失敗につながってしまうとは思いもよりませんでした。そんな「大きいサイズの服」と私の失敗の関係です。

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