当たり前のことですが、年齢と共に服を選ぶ基準や選ぶスタイルの服が変化して行くものです。最近私自身もそういった変化を自覚するようになりました。一つの「分かれ目」は何となく20代前半と25歳以降だという風に個人的には感じました。20代前半はまだ少し学生気分が残っているせいか、可愛く見せたいという気持ちが強く、ピンク色のものを選ぶことが多かった上、やたらとりぼんやレースがふりふり付いているものが好きでした。20代後半、アラサーと言われる年齢になると、「こうしなくては」と思わなくても自然とそういった「過剰に可愛く演出」するややメイドっぽい服は卒業しました。自然と選ばなくなるのです。今はアンチエイジングにも目覚め、自分の肌の色や質を考えた上で服の色も選ぶようになりました。色黒で20代前半の頃ほどハリがある肌ではないので、ピンクだと肌がくすんで見えたり元気なく見えたりするように感じます。従って上の服は紺やベージュ、場合によっては元気っぽさを演出するために赤を選ぶことが多くなりました。そしてりぼんやレースはほぼ皆卒業ですが、あったとしてもさりげない場所に小さくあるもののみを選びます。それも上半身に一つある場合は下半身にはないものを、下半身に履くスカートにリボンやレースが少しある場合は上に着るものはシンプルなものを選ぶようにしています。「私は可愛い女の子」という気持ちの表れが露骨に出るような服選ぶは自然と卒業したものです。